発毛剤と肝臓の関係

発毛剤と肝臓の関係・・・そもそも肝臓の役割って?

色んな製品が市場に出回っている育毛剤。育毛剤に含まれている成分は製品によってまちまちで、肌に湿布するタイプのものも、錠剤を服用するタイプのものもあります。

 

そんな中、「発毛剤は肝臓に悪影響を及ぼしている」という説が囁かれています。
それは、本当なのでしょうか。

 

まず肝臓の機能を確認しましょう。肝臓の主な働きは2つあり、「代謝」と「解毒」があります。

 

その内代謝の機能はタンパク質や脂質など、私たちが日常的に口に入れるものから吸収された栄養素を分解して全体に巡らせるものです。

 

解毒は、同じく私たちが口から入れたものから吸収された有害物質を無害化し、体の外に出してくれます。

 

発毛剤が体内に取り込まれるとどうなる?

この機能に対し、育毛剤はどう影響するのでしょうか。

 

この「育毛剤は肝臓に悪い」というのは、肌に湿布するタイプのものでなく口に入れる錠剤タイプ(その他飲むタイプ全てを含む)です。肝臓はあくまで体内に取り込まれたものに対して機能するので、肌の上に塗られたものは影響しません。

 

錠剤タイプの多くは男性ホルモンを抑えるフィンペシア、プロペシアなどが入っているタイプと、血流を促進させるミノキシジルが入ったものがあります。これらも他の食べ物と同様に肝臓で栄養を分解し代謝されるので、やはりどうしても肝臓にある程度の負担はかかるといわざるをえません。

 

ただ、肝臓への負担に関しては育毛剤に限った 話ではなく、どの医薬品やサプリメントでも同様に肝臓が代謝のために働いています。それぞれの栄養素を肝臓が分解し血液に乗せて、全身に巡らせているおかげで、体が元気になったり有効成分が体内に効いていくのです。

 

なお、男性型脱毛症であるAGAの治療に使われるプロペシアは、肝臓の負担を考慮し、処方される前に医療機関で肝機能のチェックが行われています。そこで肝臓に問題があると診断された場合は、あえて処方されないことだってあります。

 

サプリメントのように栄養素が凝縮されたものであれば、他の食べ物とさほど肝臓の負担は変わらないかもしれませんが、医薬品に該当するフィンペシア、プロペシア、ミノキシジルといったものを含んでいる育毛剤は、フィナステリドなどの医薬成分が含有されているため、どうしても肝臓に負担がかかります。

 

飲むタイプの育毛剤を続ける場合は、その育毛剤がサプリメントなのか医薬品なのかを確かめた上、もし医薬品なのであれば肝臓に負担がかかるかもしれないことを考慮し、お医者さんに相談しながら服薬することをおすすめします。

 

まとめ

  • 肝機能には代謝と分解の機能がある。
  • 飲むタイプの育毛剤の内、医薬品に該当するものは代謝に負担がかかる
  • サプリメントタイプや頭皮に塗るタイプであれば特に気にせず大丈夫

 

肝機能に問題があると診断された人や、これから服薬を考えてるけど不安な方は、肝臓に影響がほぼ無い頭皮に塗るタイプの育毛剤を使うと良いかもしれませんね。