発毛剤とがんの関係について

発毛剤を使い続けるとガンになるって本当?

発毛剤を使い続けるとガンのリスクが高まる、という噂を聞いたことがあるでしょうか?

 

発毛剤はそもそも1回きりの使用では効果がなく、長らく使い続けて初めて効果が現れます。しかし、その発毛剤を使い続けることによって、有効成分とは別に有害物質までもが作用し、ガンを引き起こすのではないか、という推測が噂されているようです。

 

では、本当に発毛剤に有害物質が含まれているのでしょうか。答えは「NO」です。私も発毛剤育毛剤のサイトを運営している立場上、気になって調べていろんな資料を読んでみたのですが、はっきりと発毛剤とガンの因果関係を示したデータはありませんでした。

 

そこで、発毛剤のガンについての関係性を改めて考えたいと思います。

 

フィナステリドが発ガンを引き起こす?

今回の噂「発毛剤の継続使用でガンのリスクが高まる」の信憑性を一番高めているのが、AGAの治療薬であるプロペシアに含まれているフィナステリドという医薬成分でした。

 

AGAは男性型脱毛症ともいいます。AGAは男性ホルモンの影響で毛が抜けてしまう症状を起こすこのであり、ホルモンバランスが崩れることが原因です。

 

フィナステリドはもともと前立腺癌の治療薬のために使われている医薬品でしたが、前立腺癌の原因もホルモンバランスの崩れだったことにより、AGAにも使えるのではないかと開発研究がはじまったのがきっかけで使われるようになりました。

 

そのフィナステリドが発ガンリスクを高めるとアメリカの研究チームにより数年前に発表されました。そこで、フィナステリドが入ったプロペシアも使い続けることで発ガンのリスクが上がるのでは、つまりプロペシアが原因でガンになるのでは、という説が出回るようになったようです。

 

しかし、この発表された内容そのものに明確な根拠はなく、発ガンとの関係性は不透明なままです。

 

ちなみにフィナステリドは食品の安全基準に厳しい欧米でお菓子などの食べ物の表面上に塗るコーティングの材料にも使われています。

 

本来、そのような発ガンリスクが本当にあるのであれば大変なビッグニュースになるに違いありません。しかし、今の所そのような情報は見受けられません。

 

フィナステリドは医薬成分ですので、まず薬局やスーパーなどで売られる商品に入っていることはありません。ですので、市販の発毛剤や育毛剤を使っている人は特に気にする必要はありません。

 

まとめ

  • 発毛剤を使い続けるとガンのリスクが上がるという噂がある
  • 発毛の有効成分フィナステリドがガンを引き起こすといわれているが、明確な論拠はない
  • 市販の発毛剤にフィナステリドは含まれていないので、気にしなくてOK

 

インターネットなどの噂に振り回されず、しっかりと知識を蓄えて発毛治療を行いましょう。